MoriX、東芝「BISCADE™ドングル」に製品提供「MoriXセンサ」でIT機器に「指紋認証」機能を追加

MoriX、東芝「BISCADE™ドングル」に製品提供
「MoriXセンサ」でIT機器に「指紋認証」機能を追加

指紋認証システムを開発・販売する株式会社MoriX(モリックス)(本社:東京都千代田区、代表取締役:久保田 守彦、以下「MoriX」)が開発した指紋認証センサーと認証アルゴリズムが、東芝インフラシステムズ株式会社(本社:神奈川県川崎市、代表取締役:今野 貴之)が開発した指紋認証USBドングル「BISCADE™ドングル※1」(ビスケードドングル)に採用されました。

※1 BISCADE™は、東芝インフラシステムズ株式会社の商標です。

東芝インフラシステムズ プレスリリース(2021年5月12日)
https://www.toshiba.co.jp/infrastructure/news/20210512.htm

目次

MoriXの指紋認証技術

MoriXセンサは「薄型」「低消費電力」「完全独立認証」の特徴を持つ指紋認証装置です。

MoriXでは、MoriXセンサをICカードに搭載した「MoriXカード」を発売しており、多様な用途での利用を見込んでいます。

MoriXカードの利用例

① ICカード → PC、タブレットのほか、社員証などによるログイン、入退室管理に活用
② 決済カード → クレジットカードのほか、銀行カードなどとして活用
③ 公的カード → パスポートやマイナンバーカードとして活用
④ ファンクラブ(会員カード) → 年間パスポートや会員証などとして活用
⑤ 暗号資産管理 → 暗号資産の送金、着金などを管理

指をICカード上の指紋センサーに置くことで本人であることを厳格に確認し、指紋情報はカードの利用時に登録した後は改ざんができない仕組みを採用しています。

指紋データは暗号化されてカード内に記録されているため、サーバー上で指紋情報をやり取りすることはありません。

認証のためのソフトウエアを更新することで既存のICカードリーダーも活用することができるため、投資コストを抑えながら安全性の高い認証システムを導入することができます。

クレジットカードなどの金融カードのほか、オフィスや施設などへの入退室管理、PCなどデジタル機器の個人認証、音楽や芸能イベントなどの会員証やICチケットなど幅広い用途に向けた指紋認証ソリューションを用意しています。

すでに米クレジットカード大手から指紋認証付きの次世代型クレジットカードの認定を受けており、21年より日本で製品販売を開始いたしました。

MoriXは2021年中に、決済カードを含め、国内外で数百万枚の販売を目標としています。

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