MoriX、「マクセル アクアパーク品川」で実証試験を開始非接触型の指紋認証付きICカード

指紋認証システムを開発・販売する株式会社MoriX(モリックス)(本社:東京都千代田区、代表取締役:久保田 守彦、以下「MoriX」)は、都市型水族館「マクセル アクアパーク品川」においてスタッフを対象に非接触型の指紋認証付きICカードの実証試験を開始いたしました。

 マクセル アクアパーク品川(東京都港区高輪4-10-30、品川プリンスホテル内)は、品川駅から徒歩約2分という都心に位置しながら、およそ350種2万点の生きものたちをご覧いただける都市型水族館。四季折々で可変性あふれるイベントプログラムをはじめ、様々なエンターテインメントを介して生きものの魅力を伝えています。

 MoriXは今回の実証試験で、非接触型の指紋認証付きのICカードを利用することで、第三者による不正利用の防止や、新型コロナウィルス感染症の拡大を受けて、人と人との接触を最小限にとどめる「3密」回避にも役立てると考えています。

「マクセル アクアパーク品川」コメント

当館は、「音・光・映像と生きものの融合」をコンセプトに、体感的に海の世界をお楽しみいただける展示演出やパフォーマンス展開、AI図鑑アプリの導入など、‟生きものの魅力“を常に種々様々なコンテンツと組み合わせて発信することで、新しいエンターテインメントを創出し、マーケットにお届けしてまいりました。

今回の『株式会社MoriX』さまからのご提案には、新たなテクノロジーにより人々の暮らしを豊かにするという趣旨に賛同し、実施させていただきます。

様々なチャレンジを続けながら「TOKYO最先端エンターテインメント」としての成長を目指してまいります。

目次

実証試験の概要

実証期間

6月14日~6月20日まで
・マクセル アクアパーク品川の入退場ゲートに指紋認証付きICカード用の専用ゲートを設置。 スタッフの入退場の際
のログ管理に関するデータを収集する。

マクセル アクアパーク品川は、都市型水族館として全国でも屈指の人気を誇っています。

モリックスの製品概要

MoriXは、自社開発した指紋認証センサーと認証アルゴリズムを活かし、クレジットカードなどの金融カードのほか、オフィスや施設などへの入退室管理、PCなどデジタル機器の個人認証、音楽や芸能イベントなどの会員証やICチケットなど幅広い用途に向けた指紋認証ソリューションを用意しています。

 指をICカード上の指紋センサーに置くことで本人であることを厳格に確認し、指紋情報はカードの利用時に登録した後は改ざんができない仕組みを採用しています。

指紋データは暗号化されてカード内に記録されているため、サーバー上で指紋情報をやり取りすることはありません。

認証のためのソフトウエアを更新することで既存のICカードリーダーも活用することができるため、投資コストを抑えながら安全性の高い認証システムを導入することができます。

 金融カードとしては、自社開発した指紋認証センサーと認証アルゴリズムを活かし、認証精度や耐久性など金融カードとしての厳格な基準を満たしております。

決済に必要な指紋の認証時間は1秒以下、本人拒否率(FRR:False Rejection Rate)は100分の3以下、他人受入率(FAR:False Acceptance Rate)は1万分の1以下といずれも高い精度を実現しています。

すでに米クレジットカード大手から指紋認証付きの次世代型クレジットカードの認定を受けており、21年中に日本で製品販売を始める予定です。

 このほか、国内の大手芸能事務所とは、ファンの方々の会員証やイベントの際のデジタルチケットなどとして活用を進めており、チケットやグッズ購入の際の本人確認の厳格化のほか、コンサートなどイベント時のチケットの不正転売抑止などにつなげていきます。

自動車分野でのスマートキーや、公的機関向けのIDカードや各種セキュリティーカードとしての導入を目指し、業界大手各社との共同開発を進めています。

MoriXはこうした取り組みを通じて2021年中に、決済カードを含め、国内外で数百万枚の販売を目標としています。

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